岐阜市にて内科・消化器内科・外科・乳腺外科を診療する「オリーブ内科・外科クリニック」をご案内します。

日本人女性と乳がん

日本人女性で生涯に乳がんに罹患する頻度は11人に1人と言われ、日本人女性にとって乳がんはもっとも身近ながんといえます。年代別に見ても、30歳から60歳までの女性で乳がんは死亡原因の第一位です。2016年では乳がんによる死亡数は約1万4千人で、年々増加傾向にあります。

乳がんは、30歳代から徐々に増加し、年齢とともに罹患率が上昇します。そして40歳代後半でピークを迎えます。その後は60歳代まで高い罹患率を保っています。乳がんは大腸がんや胃がんのように加齢とともに増えるがんとは異なり、比較的若い世代でも罹患する可能性のあるがんです。

日本の乳がん検診受診率の低さ

欧米では乳がん検診は7割前後と高い受診率であるのに対し、日本はまだ4割程度と欧米の先進国と比較すると低い水準にあります。乳がんは早期に発見できれば治癒できる可能性の高い比較的予後良好ながんです。検診の受診率を高め、早期にがんを発見することで乳がんの死亡率を下げる余地があると考えられます。

乳がん検診

乳がん検診にはマンモグラフィとエコー検査があります。

マンモグラフィは乳腺にX線を透過させ撮影するレントゲン検査です。乳腺内に隠れた病変や石灰化を描出するのに優れています。
しかし、乳腺組織の密度が高い場合(特に若年女性)は、乳腺の重なりのため病変が描出できない可能性があります。また、レントゲン検査のため被爆の問題もあります。圧迫により痛みもあり、妊娠中や授乳中に行いにくい検査であると言えます。

エコー検査は被爆の心配はなく、乳腺量の多い場合でも腫瘍の描出能に優れています。しかし、早期乳がんに合併しやすい微小な石灰化は検出しづらいという短所もあります。
マンモグラフィとエコー検査を併用することで、それぞれの短所を補い、乳がんの発見率が高まる可能性が報告されています。

参考文献 厚生労働省人口動態統計2017年
国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」最新がん統計


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